鈴木 智晴(すずき ともはる)
【障害に関係なく誰もが活躍できる社会の実現へ】
「障害者」と聞くと健康な方には関係のない話に聞こえる方もおられるかもしれませんが、障害者について考えることは、「全ての人に有益な共有財産を得ること」だと私は思います。
例えば、
- やりがいを感じられる職種や職場を選択することができ、実績を積めば役職に就くこともできる雇用
- 旅行やイベント観戦、食事など、ご家族や友人又は一人で気軽に出かけることができる街
- 地域社会の一員であることを感じられる配慮のある社会環境
など、これらは健常者なら誰でも当たり前のこととして日常生活の中にあるものですが、障害者や高齢者、そしてそのご家族には、未だ選択肢が限定的であったり、環境や支援が整っておらず個人で行うには大きな負担が生じたりと、同様にはとらえることが難しい現状があります。
また、健常者にとって障害者は決して遠い存在ではありません。
なぜなら、障害は誰にでもなり得るからです。例えば、高齢になれば多くの方が慢性的な障害を持つようになりますし、若くても突然の発症や事故により障害者となる方も多くいます。そして、大切なご家族が障害者になることも考えれば、決して他人事ではなく、むしろ常に身近にある問題と言えるのです。
もし、あなたや大切なご家族が障害を持たれたとき、あなたならどんな生活を送り、ご家族にはどのように過ごして欲しいでしょうか。
たとえベットから起き上がれなくても仕事や家族との外での食事など、今まで大切にしていた生き甲斐や価値観を諦めずに過ごすことが出来たら、どんなに素晴らしことでしょう。
障害の有無に関係なく、誰もが命あるかぎり生きていかくてはなりません。社会と関わることの喜びや意義を見つけることのできる社会がいま求められており、そのような社会は、今健常者である人々にとっても安心でき、配慮のある社会だと私は考えるのです。
皆様と一緒に、誰もが活躍できる明るい未来を目指し、全力で進んでまいります。
応援よろしくお願いします!
鈴木 智晴
【プロフィール】
生年月日 : 1976年4月30日
性別 : 男
好きな言葉 : 「人生は出来ることに集中することであり、出来ないことを悔やむことではない」
趣味 : 美味しい食事、史跡巡り
最近気になること : ユニバーサルデザイン、縄文文明、海岸侵食
資格 : 全日本スキー連盟テクニカルプライズ、調理師免許、京野菜検定など
その他 : 頸髄損傷による身体障害者、電動車椅子ユーザー、2児の父
【略歴】
1976年 : 京都市左京区にて誕生 間も無くして石川県金沢市に転居
1992年 : 石川県金沢市立額中学校卒業
1995年 : 石川県立野々市明倫高等学校卒業
1996年 : 東海大学海洋学部入学・ライフセービングと出会う
夏期には藤沢市片瀬西浜海水浴場にてライフセイバーとして着任
2000年 : 東海大学海洋学部卒業
小学生を対象としたアウトドア教育プログラムのインストラクターとして従事 自然と向き合い自身を見つめることを子供達と学ぶ
2006年 : 京都建築専門学校卒業
都内の設計事務所に勤務
2009年 : エコール辻東京日本料理専攻卒業
都内の料亭にて研鑽
2017年 : 自転車での転倒事故により頸髄を損傷
2018年 : 1年10ヶ月の入院生活を終え自宅に戻る
2019年 : 藤沢市議会議員選挙立候補
藤沢市内の医療機関にてフロア案内係として勤務し障害者の就労について見つめる
2021年 : 令和専攻塾第1期生修了
2022年 : 令和専攻塾第2期生