【大学入試】

受験シーズンですね。

毎朝たくさんの高校生が、私の前を参考書を手にしながら通り過ぎていくのですが、彼らを見ていて思うのは、大学に行きたい学生全員合格じゃダメなんですかね?

日本の高校卒業生の大学進学率は約60%。

そもそも私自身は、ただただ多くの者が大学に進学することを標準とする風潮は、進めるべきではないと考えています。
それは大学の進学も社会人としての進路も、どちらも志と覚悟が必要で、どちらも社会に必要だからです。

しかし、もし大学で学びたいものを見つけたのなら、そのヒントを授けてくれるだろう教授のもとで、教えを乞いたいと思う衝動は自然なこと。

若者の野心的な学習意欲は絶対に潰してはならないですし、大志を抱いて大いに学んでもらいたいものです。

また、社会や学舎は、彼らに寛容であり学ぶ権利とチャンスを、与えるべきではないでしょうか。

もちろん、そのぶん年度末の課題や大学卒業のハードルを高くし、高い成果を残した者が、卒業することのできる制度にするべきですが、そのような環境の中からこそ、日本の未来を切り開く人材が生まれると私は思います。

受験生、新社会人諸君!
日本の未来はあなたたちによって作られます。
今はとても大変だと思いますが、決して無駄ではありません。

頑張ってください!

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