東日本大震災が発生してから今日で15年。
時間が経つのはほんとに早いですね。
皆さんは突然来る災害に対して伝えてますか?
そして地域の自治会や町内会はどうでしょうか?
私も自力で避難する事が困難である障害者として、被災した際の避難をどうするべきか考えることがあるのですが、特に3月11日は考えますね。
読売新聞によると、東日本大震災では、死者の6割を高齢者が占め、障害者の死亡率が住民全体での割合の2倍になった地域もあったようです。その原因の1つが逃げ遅れで、災害弱者を支えるための仕組みが欠かせたいとありました。
私たちの周りには、高齢者のご夫婦や独居の方、また自力では避難するとできない障害者などたくさんいます。ちなみに3人に1人が高齢者です。その人たちの命が失われないように支える仕組みを備える事は本当に大切なことであり喫緊の課題だと感じます。
しかし、言葉で言うのは簡単ですが、実際に行うにはかなりハードルの高い課題があるようにも思います。
もしあなたが避難しているときに、目の前に倒れている人がいたら助けますか?助けませんか?
人を助ける事はリスクを伴うことでもあります。特に津波のような状況では、誰もが確実に助かる保証はありません。その判断はどのように行ったら良いのでしょうか?
ほんとに難しいですね。
私がライフセービングを始めた頃教えられた言葉で、今も変わらないと思いますが、「人を助けるためには助けられると信じられる技術が必要。それがなければ助けない勇気が必要。」と言われました。これは1つの答えだと思います。
つまり、普段から被災に備え経験を積み立てるということが大切である、その経験が「助けられるか」または「助けられないか」を判断する指針となるということです。
では経験を積み立ててこなかった人は、何もやれることがないのでしょうか?
あります。これもライフセービングで学んだことですが、「どんな人でも人を助ける役割を持っている」という考え方があります。人助けは、個人の技術、知識、体力、精神力だけで行うものではありません。最も大切な事はチームワークです。
例えば、助けを求めている人や助けられる人を求めて声をかけることも必ずあったほうが良い救助の1部なのです。これならば、私にも人を助ける役割があるということになりますね。
ちなみにライフセーバーは、1人で救助に向かうことは絶対にありません。必ず周りに知らせて救助に向かいます。むしろ、どんなに自信があっても、1人での救助は、最も危険で最悪な状況だと考えるべきです。
最後に、人を助けるためには「普段からの経験の積み立て」が大切であり「どんな人でも人を助ける役割を持っている」と話しましたが、誰もが助けを求める側になることも必ずあります。
その時、手を差し伸べてくれるのは、近所に住む人々かもしれません。結局、被災時は、人との協力や連携が最も大切となります。普段からご近所との関係も良くしておきたいですね。
《読売新聞オンライン》
『災害弱者の避難 逃げ遅れや関連死をどう防ぐ』