【大学無償化】

美味しい話に聞こえますが、そもそも大学はタダではありません。
これは無償化という、私たちが納めた税金を当ててるだけです。

現在、少子化により定員を確保できない私立大学は、5割を超えいるのをご存知でしょうか。
経営がままならない大学に、多額の公金を入れて存続させ、無償だから大学に進学する学生を増やしても、大学の質は上がりません。
更には、将来この制度を維持する為の増税や、または、無償化自体を見直し廃止するといった可能性も、十分にありえます。

つまり、大学無償化が少子化対策や婚姻率の向上につながるとは言えないと、私は思います。

まず本当にやるべきは、世帯収入を上げ使えるお金を増やすことではないでしょうか。
子供からも徴収する消費税の減税し、増え続ける大企業の法人税優遇措置の見直す。また、溜めすぎている企業の内部留保を分配するなどして、各家庭の世帯収入をあげること。

子供たちはタダでは絶対に育ちません。経済は必要です!
問題なのは、子供を大学に行かせるのが難しいほどの低所得が当たり前となっている就労環境や、高額な金額を払わなければ学力格差が生まれてしまう、ビジネス化された教育システムです。
そして、それらにはまったく触れず、限定的な条件の人参を吊るす今の政治も。

政府は本当に、国民や日本の未来について考えているのでしょうか。

皆さんはどのように感じていますか?

最新情報をチェックしよう!