【藤沢の土が伝える、弥生の米】

■藤沢の遺跡から炭化米が出土藤沢市の下土棚諏訪ノ棚遺跡(しもつちだなすわのたないせき)の発掘調査で、弥生時代(紀元前10世紀頃〜紀元後3世紀中頃。水田稲作が始まった時代)の竪穴建物跡(地面を掘りくぼめて床にし、屋根をかけた住まいの跡)から炭化米が見つかりました。炭化米とは、火を受けて炭になった米のことです。炭になることで腐らずに残るため、当時の人々が米を食べていたことを直接伝える貴重な資料となります。

■稲作の広がりと藤沢
水田稲作は紀元前10世紀頃に九州北部で始まり、数百年をかけて関東地方へと広がりました。炭化米は全国各地の遺跡から見つかっていますが、私たちが暮らす藤沢の地でも、はるか昔に米とともに生きた人々がいたことを、この小さな粒が教えてくれます。

■1日だけの特別展示
この炭化米は、10月17日(土)午前10時から午後3時まで、藤沢市考古資料仮収蔵庫(旧村岡市民センター)で開かれる「1日だけの藤沢市考古資料館」で特別に展示されます。学芸員(博物館などで資料の調査・研究や展示を担う専門職)によるミニ講座もありますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunkazai/press/20261006tankamai.html

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